てぃーだブログ › I ♥ My Beach & Reef ~沖縄O.C.E.A.N.ブログ › ぶらり海岸歩き › 知られざる秘境?ドクターヘリポート@読谷村渡慶次

2008年06月30日

知られざる秘境?ドクターヘリポート@読谷村渡慶次





6月27日の嘉手納海軍NOADボランティアグループの清掃活動が終盤に差し掛かったところ、ふと見ると私たちの車に違反切符を切っているような人の姿が!! ただでさえ少ない活動資金を違反切符代に使うわけにはいきません。エドがダッシュで(正確には早歩き。外国人って、あまり走らないのかしら。)車の側に行き、何とか難を逃れたようです。

エドから説明を聞くと、この場所は読谷へリポートにあるドクターヘリ関係の医療車両専用道路とのこと。え、じゃあ、さっきビーチクリーンをしている時に非常に近くまで寄ってきた(?)ヘリコプターはドクターヘリだったの?どこにヘリポートがあるんだろう。見たことないので見てた~い!! (←超ミーハー)ということで、行ってきました、読谷の秘境(??)、「読谷ドクターへリポート」。(←だって、あなたも知らなかったでしょう?それなら立派な「秘境」です。笑)


ところで皆さん、「ドクターヘリ」を知っていますか?時間や場所的に陸上の交通手段では到達が困難な場所(離島や海上、山中など)にいる救急救命処置を必要とする患者さんのもとに、救急医療に精通した医師及び看護師を迅速に到達させる救急医療専用ヘリコプターのことです。現地で処置をする場合もありますが、一番近い緊急医療設備の整った医療機関に迅速に患者さんを運ぶことを目的をしたヘリコプターです。




ヘリの内部は非常にコンパクトに必要な計器や機材、担架が配置されています。





定員は操縦士2名、患者1名、ドクター1名、看護師1名、患者の付き添い1名の計6名です。写真は操縦席のすぐ後ろの席です。




担架はここから出します。




沖縄は非常に日差しが強いので、日除けと局所冷却をしないと、精密機械である計器や機材はすぐに壊れてしまうそうです。そこで、こうして専用の冷却機で内部を冷却することが必要不可欠です。





沖縄では現在3機が稼働中で、そのうちの1機がここ読谷へリポート内に待機しています。ここにはパイロット2名、ドクター1名、看護師1名、整備士1名が常駐しており、交代制で緊急要請に対応しています。





ドクターヘリは非常に要請件数が多いのですが、県内に3機しかないため、、このドクターヘリだけでも年間最低500回以上稼動しているそうです。時速200~250キロ程度で、果ては与論島と沖縄本島往復をすることもあるそうです。

さすがに台風暴風域に入っている場合は飛びませんが、少々の悪天候でも要請があれば飛ぶそうです。パイロットもドクター&看護師さんも命がけで患者さんの救助にあたっているのです。

現在の課題は、ドクターヘリの数を増やすことと、緊急医療施設の近くにヘリが離発着しやすい場所を確保すること等だそうです。

最近何かと問題になっている米軍基地ですが、ドクターヘリにとっては心強い見方のようです。なぜなら、ドクターヘリはその目的のため迅速に現場に到着することが必要不可欠ですが、米軍基地はドクターヘリだと伝えるとすぐに領空域を優先的に使わせてくれるのだそうです。米軍訓練用の飛行機やヘリを差し置いて領空域を運行させてくれたことも何度もあるそうです。ドクターヘリは欧米では日本よりも認知度が高いので、こうした融通もすぐ通るようです。日本も見習いたいところです。ちなみに。「ドクターヘリ」は和製英語で、英語では「MedEvac」と言います。

医療制度のあり方や離島での医療体制の見直しが声高に叫ばれている今、ドクターヘリが更に活動の幅を広げることができるように、もっと認知される必要があります。皆さん、もっとドクターヘリの活動を知って、ご理解とご協力をお願いします!


オンラインアルバムからもっと写真を見ることができます。下の画像をクリックして下さい。

知られざる秘境?読谷ドクターへリポート


読谷へリポートやドクターヘリに関するお問合せは下記まで。
〒904-0326
沖縄県中頭郡読谷村字渡慶次881-1
読谷へリポート内
Tel: 098-958-7556
FAX: 098-958-7562


Posted by NPO法人沖縄O.C.E.A.N. at 19:38│Comments(0)TrackBack(0)ぶらり海岸歩き

この記事へのトラックバックURL

http://okinawaocean.ti-da.net/t2125663
上の画像に書かれている文字を入力して下さい