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2008年06月25日

キャンプファイヤーの残骸@浜比嘉島ムルク浜





沖縄県うるま市浜比嘉にあるムルクビーチは、自然の海岸線が残り、アダン林に囲まれた白浜の美しいビーチです。


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マリンリゾートホテル浜比嘉の看板横にある「ムルクビーチ」の看板(トップ写真)通りに進むと、入り口と駐車場が見えてきます。







夏を向かえ、そろそろマリンアクティビティが本格化し、浜辺でキャンプを楽しまれる方もいるでしょう。ところで皆様、ほとんどの海岸ではキャンプファイヤーが禁止されているのをご存知ですか?キャンプファイヤーはやっている時は楽しいのですが、終わった後のゴミや海浜へのダメージは想像以上なのです。

先週知り合いのグループがそこでキャンプをしたので、ケーススタディとしてキャンプの後にどのくらいゴミが落ちているのかを次の日に検証しに行きました。(たぶん二度と誘ってもらえない。)

入り口の木の階段から白浜に下り、周りを見渡すと漂着したゴミが点在していました。でもこれぐらいならまだまだいい方です。








次にビーチの一番奥の部分からキャンプファイヤーの跡を確認して行きました。そこは表のビーチよりもサンゴ岩がごろごろしているビーチです。子供連れの家族やカップルが泳いで遊んでいました。





岩の間に漂着したゴミが散乱していました。






そして見つけたのがこの残骸です。これは一見きちんと片付けてあるかのように見えるのですが、実は非常に「くせ者」な残骸なのです。





まず、周りを囲ってある石を検証してみます。熱さでこんなに頑丈そうな岩が割れてしまい、割けた部分が非常に鋭利になっています。これを持ち上げようとするとさらにもろもろと崩れるので、このまま砂浜に戻すと鋭利な部分で怪我をすることになります。





大きな石やゴミをどかしてみました。これは炭と熱で細かく割れた石がミックスされている状態です。炭といっても、オイルがしみこんであるものなので、これだけで砂浜を汚染します。そして、割れた石は断面が鋭利なものが多く、大変危険です。





ここにどれだけのゴミが埋まっているのか、片づけを開始しました。なるべく砂と炭が混ざらないようにゴミを探して分けていくのは簡単のように見えて非常に手間がかかる作業です。





まず目に付いたのが、溶けたアルミ缶(バドワイザー)の数、数。かなり細かいくずになっているものもあり、拾うのが大変でした。








そして、オイルトーチ用のオイル缶も燃やされて埋まっていました。





オイルトーチはすぐ側のアダン林に無造作に捨てられていました。まだまだ使える新品です。





また、周りには使用された花火の残骸があちこちに埋まっていました。





そして更に見つかったのが何と大量の釘!! 59本見つかりました。これはこのグループが、釘が刺さったままの木片を焚き付け用に使用しためです。この釘を間違って踏んでしまったとしたら!想像するだけで寒気がします。





一通りゴミを拾い分けて、これだけ出てきました。





これから炭を袋詰めします。





片付けが終了しました。





実は、このキャンプファイヤーの残骸はアメリカ人グループによるものでした。その証拠がこのレシート。キャンプファイヤー残骸のすぐ側に埋まっていました。上から10番目の写真に簡易テントの茶色い包装ボックスが写っているのですが、そのテントがこのレシートに記載されているのです。ぜひこれからはマナーを守ってキャンプをしてもらいたいものです。





これで終わりではありません。次は表のビーチのキャンプファイヤーの残骸を検証しに行きます。


ここは別のグループ(日本人と外国人のミックスグループ)がキャンプファイヤーをした跡です。まだフレッシュなアダンを火にくべたようです。今回切り取ったのか、既に切り取られて捨てられていたものを拾って使用したのかは不明です。これも一見きれいに片付いているように見えますが、これも非常に「くせ者」なのです。なぜなら、これはまだ非常に熱い炭の火を消すために、砂を上から大量にかぶせてあるからです。





まずはアダンをどかします。





そして、片づけを開始しました。





なるべく炭と砂を混ぜないように砂をどかしていきます。「ア~ッチ・チ、ア~ッチッ!! 燃えてるんだぁろうかぁ~?」と郷ひろみさんの物まねをしたくなるくらい(すみません)、まだ炭や石が熱いのです!! 試しに石を海水につけてみると、「シュ~!!」という音が蒸気と共に出てきたくらい、熱いのです。砂の中に埋まっていたから、保温されたんですね。これを間違って踏んでしまう大やけどをしてしまいます。大変危険です。





最初のキャンプファイヤー残骸と同じように、こちらも釘と溶けたアルミ缶、オイル缶が出てきました。また、写真には写ってないのですが、最初のキャンプファイヤーで使用されたものと同じオイルトーチがすぐ側に刺さっていたので、そのアメリカ人たちが後からこのグループに参加したと考えられます。(状況証拠からこれだけ推測できるのです。なんだかCSIみたい!?)








周りには使用済みの花火の残骸が埋まっていました。








2つのキャンプファイヤーの跡を片付けただけで、3時間くらいかかりました。

浜辺でキャンプをする人にお願いします。皆さんが楽しんだビーチを自分の庭のように大切に扱ってください。そして、ほとんどの浜辺でキャンプファイヤーは禁止されていますので、バーベキューをする際はバーベキューグリルを持参して下さい。写真はグリルの例です。そして、ゴミは「全て」持ち帰ってください。



ちなみに、浜比嘉では、この日に大掛かりな集落清掃活動があったようです。粗大ゴミが住民の皆さんの手でこんなに集められていました。いったい誰がこんなに捨てていくんでしょうか。



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